ピッチャーの投げ方とトレーニング法

緩急のつく変化球

軟式野球部でピッチャーをやっていてストレートと使い分けて緩急のつけれる変化球を覚えようと、カーブ、チェンジアップを練習しているんですが、カーブは曲がるんですが、

いまいち遅いカーブがなげられなくて、チェンジアップはうまく抜く事ができず

すっぽ抜けたりします。

 

なにかコツや投げ方などアドバイスお願いします。

 

 

 

 

回答

 

 

テニスも、ゴルフも、もちろん、野球も、ダブルスピン運動原理で成り立っているスポーツなので、まず、ダブルスピンを体で覚えることが大事です。

 

カーブは、肩と手首のねじりと粘りで投げるのだから、テニスのサーブの腕の動きが理想です。最悪なのは、肘を意識的に+方向に押し出したり、力だけで投げることです。力まず、自然の流れに任せることが大事です。

 

例えば、連投で肩が痛いのに投げなければいけないとき、そんなときは、肘をセンター方向に残して、体重移動とボディースピンと肩のねじりで、肘が勝手に飛び出す投げ方をすれば、肩に負担が掛かりません。

 

ダブルスピンと、スパイラルリリースができれば、抜いた変化球は投げられると思います。

左のアンダースロー投手

日本のプロ野球でアンダースローのピッチャーはロッテの渡辺俊介ぐらいしか思い浮かびませんが、かつては元阪急の山田や足立、元近鉄の佐々木などアンダースローのピッチャーも結構いたと思います。

 

しかし、左のアンダースローのピッチャーって私の中では誰も名前が出てきません。過去のプロ野球でこのような投げ方のピッチャーっていたのでしょうか?

 

 

 

 

回答

 

 

アンダースローの基準がむずかしいですが、

永射投手(元西武)や田村投手(元阪神)は

私の中では、サイドスローに近いと思っています。

 

渡辺俊介のようなサブマリンと呼ばれるような

左のアンダースローは、日本のプロ野球には

存在していないと思います。

 

左のアンダースローは

『全体からみて右打の選手が割合多い為と投球の球筋が判別し易いので投手が不利になると思われる』

と言うことで少ないようです。

球種について

ピッチャーの投げる球種の違いがわかりません。

 

ストレートはまっすぐ、右投手ならカーブは左方向の変化、シュートは右方向の変化、フォークボールは人差し指と中指に球をはさんで投げバッターの手前で落ちる縦の変化・・とこの辺は解かるのですが、よく聞くスライダー、チェンジアップ等他にも球種がいろいろあるようですが、同じ変化球でもカーブ、シュート等とどう違うのでしょうか?

 

 

 

 

回答

 

 

 

スライダーは、滑るように(適切な表現がわかりません)曲がる変化球です。曲がる方向はカーブと同じですが、縦回転の「落ちるスライダー」というのもあります。フォークとは見た目が違うのでわかると思います。

 

チェンジアップは、ストレートと同じ腕の振りで遅いボールです。投げ方はいろいろありますが、大リーグの伊良部投手は、親指と人差し指でサークルを作って鷲掴みのように握るそうです。すると人差し指による回転がかけられず、遅いボールになるとか・・・。

速い球を投げたい

ピッチャーをやってるのですが、球が遅めです。

 

変化球をいかすためにも、速い球を投げたいのですが、どんなトレーニングをすればよいのでしょうか?

 

あと、速いフォークも投げたいので、投げ方教えてください。

 

 

 

 

 

回答

 

 

ボールを速く投げるには、まず投球腕(投げる腕)の指先の初速度を高めなければなりません。つまり、腕を速く振ることができなければボールは速くならないということです。しかし、腕を意識的に速く振ろうとしても限界があり、腕を振る意識+ほかの身体部分を意識する動作が必要となります。

 

基本的なトレーニングとして、まず基礎体力づくりが必要です。ランニングだけでなくダッシュやジャンプ、いろいろなボール投げを併用しながら練習を行います。毎日バランスよく行うことが大切です。また、フォームについても自分にあった投げやすいフォームを作り上げることが大切です。鏡の前でタオルを持ってシャドーピッチングすることで動きを確認できます。自分の感覚と他者からみた姿を確認してみましょう。

 

ある程度身体つくりができてくれば、ボールの球速も上がってきます。いかにリリース(ボールを放す時)までリラックスできるかを念頭に入れて、大きな動きで遠投からボールを投げていきましょう。遠投能力と球速とは関係が高いので、セットアップから80m以上を目標に遠投をしてみましょう。そうすれば、120km/h程度は投げられるはずです。

 

遠投で意識した感覚をピッチングに生かしていきます。ステップを意識したか、グラブの使い方などを修正していくとより速いボールを投げることができます。この意識こそ最も大切な意識と考えています。

 

フォークについてですが、腕を振り切る意識よりも指の間からボールを抜く感覚が必要となります。つまり、ボールを後方から引っ張り出すような感覚で投げるとSFFのような感じでボールが落ちます。チューブを使って練習するといいと思います。肘にも負担がかかるので、変化球はキャッチボールの時にでもいろいろと試してみてください。シームやカットボールもちょっとした指の感覚です。

スローボールが主なピッチング

左投げでピッチャーをしています。

 

コントロールはあまりないですが、ほとんどスローボールを投げ、あとはカーブや自分の速球(100キロちょっとですが・・)を使いわけてボール球を打たせ、タイミングをあわせないという打たせて取るピッチングをしています。

 

ですが、このピッチングは誰でもできると思い、変化球を覚えたいなと思いました。

 

僕のピッチングで役立つ変化球(握りや投げ方もできれば)はありませんか?

 

 

 

 

回答

 

 

スローボーラーで有名なのは、レッドソックスに所属しているティム・ウェイクフィールドですね。 ウェイクフィールド、はスローボーラーなのに、通算168勝もしています。 なぜなら、ナックルと言う武器を持っているからです。 爪が硬かったなら挑戦してみる価値アリだと思いますよ。

 

あなたのような投球スタイルだと、元阪急の星野伸之投手が参考になりそうですね。

彼も130km/h前後のストレートと90km/h台のカーブでプロの打者を牛耳っていました。

彼の特長として、投げる瞬間まで打者から球の出所が見えないフォームがあります。

球種や組み立てはもちろん、投球フォームを研究するのもよいでしょう。

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