左ピッチャー
よく「左ピッチャーは表示より速く見える」と言われますが、実際のところ伝説の左ピッチャー(金田、江夏ら)は何キロくらいだったんでしょうか?
また「ジャイロボールはすごい!」と聞きますが、左でジャイロボーラーなら無敵ですよね。なぜそういうピッチャーを育成しないんでしょうか?
ちなみに私は左ピッチャーですが、昔、草野球で横手から投げたところ皆に「上から投げるよりはるかにスピード感あって打ちづらい」と言われ、私自身も半信半疑で横手にした経緯があります。
回答
確かスピードガンは右投手用に設定してあって、左投手では同じくらいの球速で投げても、スピードガンの表示はおちるそうです。またスピード感というのは個人個人で違うもので絶対的なものではありませんから、横手だったり、下手だったりで早く感じたりするものです。
江夏、金田は間違いなく150kmはいってません。古田が言ってました。野球のレベルは間違いなく上がっています。以前は高校野球では120km代のスピードが普通で140km代のスピードで投げる投手は皆無でしたが。今は130-140km出す投手は普通にいます。
その時代の速球投手ですから150kmなげていたわけないです。江川だって全盛期は140km前半でしたから。
ピッチャー最速記録
最近のピッチャーがスピードガンで記録した速球記録は、なぜかみんなファールか空振りのときばかりのような気がします。見逃しで155キロ以上を見たことがありません。(最近のヤクルト五十嵐は150キロ以上出しまくりなので、もしかしたらある?)
伊良部、オリックス山口、松坂、五十嵐、あたりがあがりますがたしか見逃しではない記憶があります。スピードガンの構造上の問題なのか、たまたまなのか、バット振ると記録が出やすいのか・・・
回答
これに気づく人少ないです。
あなたはかなりの洞察力があると推測されます。
空振りはまだいいんです。
問題はファウルのときです。
ファウルしたときの打球を計測することが
あるんです。
150kmのボールでもチップしたように
当たればボールの速度は増します。
(ちなみにトップ選手の打球速度は160kmをゆうに超えます)
ちなみに、一場選手の154kmの最速は
ファウルのボールを計測したのではないかと
言われています。
(これは実際その時観戦していた人の証言です)
その日最速の153kmと出ていた試合も
130kmくらいのスライダーがファウルになったものを
測っていたそうです。
そのために見逃しで155km以上が少ないのは
計測上の欠陥であると思われます。
バットが折れる理由
バッターが球を打つときに、なぜバットが折れてしまうのかが知りたくなりました。木製だから折れて当然という答えが欲しい訳ではないです。
ピッチャーの投げた球の勢いがある時に加えて以下の(1)〜(3)だと考えればいいでしょうか。
(1)バットがやや不良品であった。
(2)振りかたが悪い。
(例えば、手首を返すのが遅かったり早かったりした、とかスウィングスピードが遅かった。)でもだからってなぜ折れるのかよくわかっていませんけど。
(3)当てた所がバットの細い所だった。
しかし、もし真芯でとらえ、スウィングのタイミングも完璧であったのに
折れてしまうということもあるのでしょうか。
だとすれば、バットが折れさえしなければホームランだったのに・・・
というケースが今まで多くあったことになりますか?
そういうバッターが折れないようにするにはどうしたらいいのですか。
回答
木製のバットにはボールを当てる部分があって、ちゃんと印があるのだそうです。
そこを外すと結局木目に沿って割れるそうです。
最近の選手はそんなことも解ってない!ようです。
つまりはその印の所がボールに対して当たるような握り方をして振れば、当たったら割れずに済む、と言うことです。
ピッチングの組み立て
コントロールは針の穴を通すぐらい抜群で右投で、オーバー、スリークォーター、サイド、アンダーから投げられるピッチャーだとします。しかし、スピードは並より下で、かつ、全力投球はしません。小学校、中学校、高校のトーナメントで、それぞれでどうでしょうか?
尚、括弧の中は、全力投球を100%とした場合の%と投げ方で、バッターは右打とします。
1球目:内角ぎりぎりのストレートかシュートで高さはバッターの目の高さ(80%、アンダー)
2球目:内角高目ぎりぎりのストライク、山なりの肩口から入るスローカーブ、打たれてもホームラン性のファールになるような球。(50%、オーバー)
3球目:2球目と投げ方以外、同じだが、ぎりぎり内側にはずして、見逃せばボールに成る球。(50%、サイド)
ここで、見逃した場合と、ファールした場合のケースA、Bとします。
四球目のケースA
3球目を見逃した場合:
2球目と同じ(50%、オーバー)
5球目:アウトコース低目にストライクからボールになる小さく曲がるカーブ(80%、スリークォーター)
四球目のケースB
3球めをファールした場合:
ケースAの5球目と同じ(80%、スリークォーター)
私の感想は小学校では国際大会出場、中学では、市の大会でベストエイトぐらい、高校では一回戦突破ぐらいに思います。
中学の時、野球部でしたが、小柄でヒョロットした何の威圧感もないアンダースローピッチャーの浮き上がってくる球が、手元で「グン」と伸びてくる感じでみんなうてませんでした。決して、速くはなかったです。蚊の止まるような感じだったのに打席に入ると全然違うのです。それで、こんなことを考えてみました。
回答
まず、このピッチャーが所属するチームの攻撃力・守備力が分からないことには何ともいえません。次にどの球種が投げられるのか、球の切れ等、スタミナ、回復力など質問にある内容のみでは何ともいえないと思います。
そこで球速を平均(各時代)の90%、球種はなんでも。チームの平均得点を3点、失策は一試合1〜2とする。スタミナ、回復力は常に万全とする。
この条件での自分の回答ですが
小学生時代は市内大会で2回戦か3回戦。
中学生時代は県大会上位
高校生時代は全国制覇
将来はメジャー屈指のピッチャーとなります。
だって、針も穴を通す位のコントロールがあって球種も豊富でいろんな角度から投げられるんですよ。小学生時代は少々ボールでもスピードがない分ヒットになって失点するだろうけど高校時代だったら平均130Kmの90%で 117Kmのストレートでどの球種もコントロール抜群。
打てません。
このピッチャーは漫画に出てくるようなすごいピッチャーです。
小宮山が打たれる理由
常に第一線で活躍してきた、ロッテ小宮山投手ですが、非常に器用な投手で他の選手に比べると割と簡単に変化球を覚えれたそうです。
しかし、実績的にはもちろんタイトルを取った事もありますし、エース級の活躍をしてきたとは思うんですが、いまいちだと思います。
本人曰く投げれない変化球はナックルぐらいだそうです。
投手によっては投げられる変化球が少なくてもすごい実績をあげる場合もありますよね。楽天の河本の全盛期はほとんどストレートばっかりだったのに、絶対的なストッパーでしたよね。
比較しやすい先発投手でいえば、巨人の上原は基本ストレートでスライダーとフォークが決め球ですよね。元広島の川口投手もほとんどストレートで変化球はカーブくらいだった記憶はあいます(若い頃は特に)。
回答
逆説的ですが、コントロールの良すぎるピッチャーは
打たれやすいです。
小宮山もピーク時でもコースにまとめすぎて
打たれるというケースが多かったように思います。
要するにストライクゾーンに来るボールというのは
それがどんな玉であろうとバットに当たるわけで
あとはタイミングの問題になります。
よってカウント球を痛打するというのが
野球の基本なのですが
河本とか上原、川口のようなパワーピッチャーは
ボールのスピードとキレで、空振りを取ったり
バットに当たっても力でねじ伏せたりしてきたわけで
コントロールはアバウト。
若くて球威があるときはピッチングはそんなもんでしょう。
小宮山は若い頃から制球で勝負するタイプなので
変化球と直球のコンビネーションや、配球、変化で
相手を崩して、バットの芯をずらし、
ゴロで打ち取るピッチャー。
それがまとまりすぎて相手にタンミングを合わされてくると
どうしても痛打されてしまいます。
変化球はバッターによく見られると効果が半減しますから
コンピュータゲームみたいに変化だけで勝負するのは
現実には不可能に近いです。
ピッチングはパワーだけでは駄目ですが、
パワーがないとやっぱり話にならないわけで
急速のあるピッチャーが活躍し、
そうでないピッチャーが苦しい投球をするのは
試合をみても経験的にわかるんじゃないでしょうか。