ピッチャーの筋トレ

ピッチャーの筋トレ

ピッチャーの筋トレですが、だいぶ多種目のスポーツをやっておられたようなので、そのへんのカンはすぐに冴えてくると思いますが、ボールを投げるときのポイントは、肘とヒザの正しい使い方です。投げるだけでかなりの負担をかけるそうです。ここを間違えなければある程度のプレーは大丈夫です。

 

文章だけではうまく説明できませんが、肘頭が投げる方向に向いたらボールを離すことに注意して投げてください。肘の方向が定まっていないうちにボールを離すと、肘または肩に障害が出ます。ですから身体の仕組みに合わせて投げ方を分析し、その上に立った形で筋力トレーニングをとり入れなければいけません。

 

大好きな草野球をおおいに楽しむためにアドバイスします。本来、ボールを投げるという動作は人間の身体の構造上、ムリなのだそうです。ボールを離した後の右手は、親指が下になってステップした左足の外側にくるようフォローを取ります。

 

肘が痛いからといっていきなりトレーニングをするのはかえって悪くします。肘の内側に痛みがあるのは、投げ方に問題があるのではと推測します。筋力トレーニングは上記の投げ方をマスターしてからやられた方が効果的です。

 

今よりも毎日少しずつ増やして行けば良いのではないでしょうか?腕立てが1回も出来ないなら、膝をついた状態でやってみたらどうでしょうか?腹筋もジョギングも本人が出来る程度の内容で良いと思いますよ。そのチームにはちゃんとしたコーチはおられないのでしょうか?もし、本気でプロを目指すぐらいやりたいのなら、ちゃんと指導してくれる人にいるチームに行くほうが良いですよ。増やすことよりも、継続することの方が大切だと思います。

 

ただ、基礎体力をつけるのは大切なことなので、走りこみと言うよりは、適度なジョギング程度で良いのではないでしょうか?具体的に距離を何kmというよりは、本人が疲れたらやめるぐらいで良いと思いますよ。筋トレ等は正しい知識を持ったトレーナーが側についてやらないといけないと思います。

 

なので、ここで聞いた知識だけで子供に指導するのはやめて置いた方が良いと思いますよ。もちろん、将来的に技術を磨いてきたときには、そこでの努力が生きると思いますが、4ヶ月でいくらというよりは、数年でという感覚の方が良いと思います。

 

藤川投手と言うのが単にたとえで、プロを目指す気がないなら良いのですが。ちなみに、筋力と技術は別物ですから、走りこみなどをしたからと行って球速や制球力が上がるとは限りません。

 

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