ピッチャーの練習
ピッチャーの練習としては、まず走りこみが重要です。スタミナもかなり付き、下半身で球を投げられるようになります。
柔道で金メダルを取った石井慧さんは、毎日20キロのランニングが日課となっています。
桑田選手の走りこみも有名です。
またピッチャーの練習に走りこみを取り入れると、足腰が強くなるためコントロールが抜群によくなります。球も重くなり、バッターに力負けしなくなります。
怪我もしにくくなる・・・メリットの多いピッチャーの練習といえるでしょう。
あまりピッチャーの練習で球を投げすぎると、野球肘や野球肩という故障をするリスクがあります。中学生くらいですと、週に350球を超えないピッチャーの練習を心がけましょう。
ウォーミングアップ・クールダウンをしっかり行うことも、筋力アップ、怪我の防止などに効果的です。
またピッチャーの練習では、きれいなフォームを身につけることを意識しましょう。ピッチングフォームの悪い癖は、すぐに故障につながります。
上半身も左右バランス良く筋力をつけることが理想です。利き腕ばかり広背筋がついても、ピッチングバランスがおかしくなります。
ボールは下半身で投げるものですので、上半身といえば、三角筋、上腕筋、広背筋くらいの筋力を鍛えるくらいでよいでしょう。
試合が近づくにつれて、ダッシュ系の瞬発力を鍛えるピッチャーの練習が効果的です。
縦線は背筋を、横線は肩と腰を平行に意識して、ピッチャーの練習をすると、打つ、捕る、投げる、とパフォーマンスが格段に上がります。
ピッチャーの練習で変化球はあまりおすすめできません。
インナーマッスルという肩甲骨の内部を鍛えるトレーニングもあります。
ピッチャーの練習の参考にしてみてください。