投手の投げ方と練習方法

僕の練習方法

 

僕の練習方法をご紹介致します(中一・ポジションは投手)

 

午前

学校が始まる前・ランニング(三キロ)

        懸垂(五回を三セット)

 

放課後・ピッチング練習50球程(これは週に四日)

    素振り(200回)

    腕立て伏せ(20回を二セット)

    腹筋(30回を4セット)

    階段ダッシュ(30段を五セット)

    チューブトレーニング(肩周りの筋肉)(30回を4セット)

セットごとにやっている種目は一分の休憩をはさみます

 

これらの練習で何か足りないものはありますでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

回答

 

 

 

まず休憩という考えが足りません。

何分という休憩ではなく、一日完全休養が必要です。

体に次の練習のための力を蓄える期間として、週2で休養日を作った方が良いでしょう。

 

また、胸筋が付いてしまうので、投手に腕立てはあまり必要ではありません、それを考えて他よりも少なくしているのでしょうが、ほかのトレーニングもそうですが、ストレッチを軽視しすぎの感があります。

むしろストレッチの時間を多く取り、柔軟性を上げて置いた方が、ケガにも試合にも強くなり、将来役に立ってくるでしょう。

 

最後に、素振りやピッチング練習をすることは、悪いことでは無いのですが、フォームの見本が無い場合、スランプから抜け出す時間がかかってしまうので、「150キロを投げる」や「ピッチングの正体」の本を片手に、フォームを見直す時間があればなお、良いと思います。

1人でも出来る練習(投手)

 

まず、軽く自己紹介

・今は浪人中

・大学に入ったら野球部に入ろうと思ってます

・野球部経験なし

・ピッチャー志望

・1日の練習時間は多くて30分

・右投・右打

・野球は好きです

 

高校の時、野球部の人達に

「ピッチングの才能あるよ」

とよく言われていました。

きっと、子どもの頃から家の前でよく野球ボールを投げていたお陰だと思います。

 

武器は、ジャイロ(ストレート) と 縦スライダーです。

※縦スラとは、普通のストレートの回転方向とは反対に回転する球です。

 ストレートはバックスピンの回転なので、縦スラは進行方向に回転します。

 そして、一般的には縦スラはフォークより速く、フォークよりよく落ちます。

 

普通のストレートも投げれないことはないのですが、武器にはなりません。

ジャイロが最大の武器です。

高校の時に野球部の人に「強豪校の人でないと打てない」と言われました。

縦スラは球速は普通ですが、縦スラは(誰が投げても)もともとよく落ちるので武器になると思います。

ですが、縦スラは投げる寸前に手首を約90°ひねるので、あまり多くは投げれません。(肘の負担が大きいので)

 

バッティングは初心者で才能もありません。

ストレ−トはともかく、ちょっとした変化球にも手も足も出ません。

バッティングセンターの125キロもあまり打てません。

 

高校の時は陸上を多少やっていたので野球部に入っても足は強い方だと思います。

 

守備に関してですが、これも初心者です。

ノックの1バン球は上手く取れないことが多いです。

フライは問題ありません。

 

柔軟はヒドイです。

かなり硬いです。

 

筋肉はそこそこ。

握力は右で50くらい。

腹筋は陸上やっていたので割れてる。

 

1人で出来る練習はありますか?(今は浪人中なので練習相手がいません)

また、何を練習すればいいでしょうか?

今はネットに向かって投球練習をしています。

硬式・軟式のどっちに入るかわからないので硬球・軟球とも練習しています。

また、受験勉強があるので最大でも30分しか練習できません。

そのうち半分は投球練習したいので15分くらいで出来る練習はないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

回答

 

 

 

ひとりで練習する方法はいろいろありますが、一番大切なのはピッチングに一番大切な、利き腕と両足のバランスをしっかりと身につけるうことです。 この三つの部分の役目を調整するのがオフアーム(又はグローブアーム)です。

 

この両腕と両足をオーケストラにたとえると、オフアームが指揮者であとの三つが楽器となるでしょう。 ですから、オフアームの役割を理解すれば、どこを鍛えればスピードが出て、コントロールがつくのか自然とわかります。 そして、この身体の使い方がわかったら、どうしてピッチャーが良くランニングをするのか理解できるようになります。 

 

ネットに投げる時にも、ネットのどこに投げるのかを正確に把握して下さい。 正確なコントロールさえ覚えればいくらでも道は開けます。

 

● 大切なのは

(1) 両腕と両足のバランスをシャドーピッチングで覚える

(2) 正確なコントロールをネット投球で徹底的に覚える

(3) オフアームの大切さがわかったら、徹底的に走ること

ピッチングについて

 

小4の息子が少年野球で投手をしています。練習のときも打者を立たせるとコントロールが悪くなってしまい(いないとコントロールが良い)、本人は緊張してしまうと言っています。

 

何か良い直し方や練習方法はありますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

回答

 

 

 

打者が立つことによってコントロールが乱れる原因として一番考えられるのは、「当てちゃいけない」という意識が働くことだと思います。自覚が無くても無意識で働いてしまう作用なので、直すのはなかなか難しいです。

 

練習方法として、

・人形などを打席に立たせて、当てるのを恐れずに投げられるようにする。

・コントロールが落ち着いてきたら、打者を立たせて慣れさせる。

というものが考えられると思います。

 

打者が立ってコントロールが乱れるというのは、上にも書いたようにメンタル的な部分が大きいので、練習してすぐに直るという種類もものではありません。焦らず頑張って下さい。野球を続けていけば、そのうち「打者に当てたって大したこと無い」って気付くと思いますよ。

 

最後に、これが一番言いたいことなんですが、あまりコントロールを気にしすぎないようにして下さい。特に小さいうちは、正しいフォームを身に付けることの方がずっと大切です。コントロールを気にするあまり、フォームが崩れたりしてないか、注意してみてあげて下さい。正しいフォームで安定して投げられるようになれば、コントロールも良くなってくるはずです。あとは、投げすぎに注意して、練習を頑張って下さい。

ピッチャーの才能

 

プロで通用する投手は、アマチュア止まりの選手と何がちがうのですか?

努力は才能に勝てないのでしょうか?

 

球の速さも、生まれ持った肩の強さがなければ、140キロは無理だと思いますか?

コントロールは才能?それとも練習量?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

回答

 

 

プロで通用する選手とアマチュア止まりの選手の違いは

「本気で本気でプロを目指しているか、成れると信じているか」

基本的にはその精神的な部分が違うと思います。

(思う力、信じる力も才能です)

それがあれば140キロは通常の骨格、体質であればOKです。(170cmくらいでも)

(もちろん前向きな気持ちで練習する努力は必要ですが)

瞬発力、筋肉の柔軟性、筋力、下半身から腕先にパワーを伝えるフォーム等の鍛錬が要りますが・・。

努力は才能にかなわないのかと言うことですが

日本人対黒人 とかであれば叶わないです。(腸腰筋の太さとか)

ただし、日本人同士であれば、努力次第で才能を超えることは出来ます。

コントロールは才能もありますが、練習量でカバーできますよ。

 

ソフトバンクの和田選手、ヤクルトの石川投手等は努力では?

プロがどんな練習をしているのか、どのくらいの、技術、体力、精神力が要るのか調べて実践し、出来るまで続ければ誰でもなれます。

(和田選手くらい走りこめますか?研究出来ますか?出来ればなれます)

目標を設定し、やるべきことを裏付けを持って理解し実践する。

成りたい自分とのギャップを埋めていくことを行っていけば

夢は叶いますよ。

 

※元阪急の山口高志選手は170cmです

中学生ピッチャーの1週間練習メニュー

 

現在中学生の野球部の指導をしています。ピッチャーに対して月曜〜土曜までの練習メニューはどのようなものがいいのでしょうか。

 

日曜は試合があるものとして、又1日の練習時間は学校が終わってからなので2〜3時間程度です。是非意見を聞かせて下さい。

 

私は野手の出身なので投手の事はまったくわかりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

回答

 

 

 

私は今硬式のボールを使っておりますが、軟式なのでしょうか?

どちらにしても、中学生は体の発育の時期なので、

あまり多く投げるという事は、お薦めできることではありません。

 

かといって、筋力トレーニングといっても骨が発育しなくなりやすいといわれており、成長期の子供にはお薦めできません。また、中学生ですから、飽きの来ない工夫した楽しい練習がもってこいなのですが、これらの条件を満たすような練習は・・・難しいですね。

 

ただ、足腰を鍛えるという部分では、いつの世代でも可能なものだと思います。ただ走るだけではなく、縄跳びで、ふくらはぎを鍛えたり、坂をダッシュしたり。坂は走りすぎると、我々大学生でも、スネの骨を痛めることがありますので、少ない方がよろしいかと思います。そのかわりひとつひとつを大切に。ダッシュも、長い距離は少なく、短い距離は多くがいいと思います。特に短い距離は、7歩ほどで充分です。バント処理が格段に進歩します。

 

またゴムを二本の支柱に高さを変えて結び付け、徐々に高く左右にジャンプしていくトレーニングもなかなかキツイです。

 

上半身も、左右どちらもバランスよく筋肉がついていくのが理想です。利き腕側の広背筋ばかり発達してもバランスがおかしくなってしまいます。お風呂の中で握力を鍛えたり、簡単なものでいいのではないでしょうか。

 

ボールは下半身で投げるものですから。ちなみに速いボールを投げるためには、三角筋、上腕筋、そして広背筋が、上半身では重要です。バケツに水を入れて、両手にもたせ、身体の脇で肘を軽く曲げながら腕が水平になるまであげるトレーニングなどがあります。

 

しかしなにより大事なのは、運動の前後のストレッチです。肩、腕の筋肉、下半身が柔らかければ怪我や故障は少ないですし、15分ほどのアイシングもしっかりとやらせるべきです。翌日の疲れの残り方がだいぶ違います。運動前は、気持ちいい程度で止めたストレッチ、運動後は、痛いと叫んでしまうほどきついストレッチ、これは野手にもしたほうが、動きは柔らかくなると思います。

 

多く投げた翌日はノースローで走るだけ。長い距離をゆっくりとそれこそジョギングのペースで30分は最低走る。有酸素運動と呼ばれるものです。また上半身は使わないトレーニングをお薦めします。試合が近くなるにつれて、体のキレが増すような、ダッシュ系の瞬発的なトレーニングが効果的です。

 

ただ投げるだけでなく、内野を守らせてグラブさばきを覚える事も重要ですし、外野守備で走り回らせる事も大切な事です。また走るフォームがきれいな選手は腕の振り、投げ方、打ち方もきれいです。

 

陸上部に混ぜてもらって走る事もいいかもしれません。これは私の高校の時のトレーナーの方から聞いたのですが、プロの選手で走りかたの悪い選手はいないとのことです。いても、よい選手ではないとのこと。強い大学の監督さんでも、まず入学してきた一年生の走り方を矯正なさる先生もいらっしゃるようです。

 

縦の線は、せすじを、横の線は肩と腰を常に平行にというのを意識させ走る、打つ、捕る、投げると、身体に無理なくパフォーマンスができます。

 

腕の振りを覚えさせるために、バケツに水を入れ、両肩のラインに平行に腕を回転させる事で、スムーズな腕の振りをごちゃごちゃいじることなく、覚えさせる事ができます。

 

また変化球もお薦めできません。特にカーブです。腕の振りは、投げ終わったあと、手のひらが外側を向くように身体のシステムがなっているそうです。(スパイラルモーションといった気がします。)発育途中の生徒さんですから、逆にシュート系や、スピードの緩急で打ち取るよう指導なされたほうがよろしいかと思います。

 

ちなみに私の場合、中学では、軟式だったのですが、元甲子園球児の父親の指導により、ストレート、チェンジアップのみでした。プレートをいっぱいに使い右端からベースの左端へ、またはその逆、あるいは高低を使うだけで、何通りもの球種になると考えると変化球は必要ないかと存じます。

 

カーブで腕の振りが変わると考えると、中学生の投手だと、次ボールになったらどうしようとか、不安な部分が出てくるものです。ストレート一本なら、腕の振りは一定ですから、コントロールの不安はなくなるのではないでしょうか?

 

インナーマッスルという、肩甲骨の内部の細い筋肉を鍛えるトレーニングもありますので、その辺の専門書や、わかりやすい本は野球用品店にあると思いますので、そちらをご覧になるとよろしいかと思います。

 

ノーランライアンの『ピッチャーズ・バイブル』という、精神論も含めた本も出ていると聞いたことがあります。それも参考にしてはいかがでしょうか。

inserted by FC2 system