WBCピッチャーの投げ方とトレーニング法

イチローの打撃ポーズ

 

一連のWBC報道でイチローの発言がクローズアップされて

思い出したのですが、イチロー選手といえばバッターボックスに

入ったとき、相手ピッチャーに向かってバットを垂直に立て、

ちょっと肩口をまくるような仕草をしますね。

 

個人的には「赤城の山も今宵限り…」と見栄を切る国定忠治に

ちょっと似ているかなと思ったりします。(古いが…)

 

さて、あの仕草についてですが、かつてイチローがメジャーリーグに

行く時、野球解説者の誰かが「アメリカではあの仕草は

相手のピッチャーを挑発するポーズと思われ、死球を投げられても

おかしくないから絶対やめるべきだ」という意味の発言を

さんざんしていたように思います。

 

まぁイチローはメジャーリーグでもたちまち一流になってしまいました

から、今となってはあの仕草は自然と容認されているようですが、

メジャーデビュー当初のアメリカでの反応はどうだったのでしょうか?

 

実際に物議をかもしたりしたのでしょうか?あるいは危険球を

投げられたり…?

 

 

 

 

 

 

回答

 

 

野球のルールに投手は打者が構えに入っていないと投球してはいけないというルールがあります。

打者も遅延させないようにしなくてはいけないのですが、

どちらかといえば打者の方が優先されます。(よく投手が投げるのを焦らして、打者が打席を外す光景をよく見られるかと思われます。)

なお、イチロー選手のあの動作は投手と捕手のサインの間で行われているものなので、

意図的に遅延させようという雰囲気は特に見られませんね。

 

あとあのポーズの意味には、イチロー選手が空手の経験者ということがあるかもしれません。(ウィキには空手の記述がないため、経験者かどうかは存じませんが・・)

参考URLからの引用ですが、

 

イチローのフォームは足の筋肉に力を入れずに股関節を内転し、内腿をできるだけ内側に向ける。そのまま沈んでいくと骨盤が締まり、軸が立つ。彼がバッティング前に行う股割りは股関節の可動性を広げるために行っているのがわかる。

 

面白いのはその状態でイチローのバッテイングに入る前のポーズ(バットとふりかざすポーズ)を取ると中心軸が強化される。背骨に力が集まるようになる。

 

とあります。

彼の性格上メジャーではそのような意味を持つとしても、自分のスタンスを貫き通す方なので、気にしている必要はまるでないと思われます。

なぜノムさんじゃダメなのでしょう?

 

WBC監督人事で世論はノムさんを支持しています。選手時代の実績も文句なし、監督としても頭脳を使った理論的な采配で知られています。にもかかわらずなぜノムさんが候補にならないのでしょうか?私が考えられるのは

 

(1) 讀賣(ナ○○ネ)との関係

(2) 参加選手との相性(メジャーリーガーが辞退する可能性がある)

(3) 年齢的な不安

 

などですが、実際はどうなのでしょうか?

 

仮にメジャーリーガーたちがノムさんを嫌がっているとしたら、じゃあ原監督ならみんな気持ちよく参加するのですか?

 

はじめにイチローや松坂ありきなのでしょうか。

 

日本のトップ選手とノムさんの相性はわかりませんが、松坂が出なくてもダルビッシュや杉内など日本にもすばらしいピッチャーはいます。

 

あくまでたとえば、たとえばですが、イチローが嫌なら、リーダーシップも備えた日本ハムの稲葉がいるじゃないですか。稲葉はノムさんを恩人と慕っていると聞きますし…。

 

国際経験も豊かな松坂やイチローは抜きん出ているというのはわかります。でも野球はチームプレーですし、監督がどうこうでなく自分たちが「日本のために」と思っていなければ戻ってきても意味がないのではないでしょうか?

 

結局、最終的には政治的な問題ですか?

 

 

 

 

 

 

 

回答

 

 

 

元々、野村監督本人が乗り気ではなかったんですよ。

以前、テレビで「俺にも感情がある。王が断ったから俺にお願いする、では受けない」と断言してましたからね。

 

それに正直、世論もあまり野村監督を推しているとは思えませんけれど。

 

まあ、王氏や長嶋氏が元気であれば問題は無いのでしょうが、現実としてそれは無理。

星野氏ではそれこそ世論が納得しない。

OBたちに後はこれといったビッグネームはいない。

 

となると、やはり現役監督しかいない。

周囲を納得させるには、それなりの実績が必要。

 

そこで出てきたのが「日本シリーズ優勝監督」という立場。

その時点で資格があったのが、原監督、渡辺監督、落合監督。

その中で、渡辺・落合の両監督は最初からやる気なし。

 

もう原監督しかいない、というのが実情だと思いますよ。

 

まあ何処の世界でも「お家事情」というものはありますしね。

読売グループが主催する大会なのだから、原監督が指揮をとる、というのはむしろ自然なのでは?

 

あれだけの巨大戦力なのだから優勝して当たり前、という無知な輩もいますが、逆にあれだけの巨大戦力をまとめあげる、というのは大変なことです。

そして日本代表チームはそれ以上の巨大戦力になるはずですから、まとめあげるのは、我々の想像以上の苦労があるでしょう。

 

通算で3度のリーグ制覇、日本シリーズには2度出場、日本一も経験。

今年は13ゲーム差を跳ね返しての優勝。

 

まあ、反対する理由はないと思います。

左利きなのですが・・・

 

小学校2年生の息子がWBCに感化され、本格的に野球をやりたいと言い出し、小学校のチームに入ることになりました。

 

息子は左利きなのですが、以前より兄の右利き用グラブを使用しており、右投げの方が速く、遠くにボールを投げます。打ち方は左打ちです。

これを機に、左投げに変えさせようかと思いますが、如何でしょうか。

 

本人の好きなようにさせたいとは思いますが、野球においては左投げ特有のメリットもあると思い相談した次第です。本人は小学校新2年生ですが、平均よりも頭ひとつ背が高く、ピッチャーをやりたいと言っております。

 

 

 

 

 

 

回答

 

 

素晴らしいですね。ぜひ頑張ってプロになり、全日本に入るような選手になってください。

ご存知のこともあるかと思いますが、将来を見据えた話をさせていただくと・・・

 

まず利き腕は、左利きは守れるポジションが限られます。小学校時分なら左利きでも色んなポジションを守らせてくれるかもしれませんが、レベルアップすればまずそれはなく、ピッチャー・ファースト・外野だけになります。もちろん、右利きなら守れないポジションはありません。

 

もうひとつスピードに関してですが、統計的には左より右投げのほうが速い球を投げれるようです。沢村・江川・松坂など、歴代の速球派はまず右ですね。

ただし、仰るように左の利点もありますが、特にピッチャーの場合は左は重宝されます。

 

左投げの投手の絶対数が少ないので、打者が右に比べて左を苦手とするケースが多いからです。さらに、このことがあるので、上記のスピードの不利は実はあまり問題にはならないこともあります。だから逆に左なのに速い球を投げる投手はメチャ貴重です。三振をポンポンとれます。金田やランディー・ジョンソンがそうですね。

 

まぁ色々書きましたが、利き腕は早めに決めたほうがいいと思います。息子さんの希望を第一に、目標とする選手や、息子さんの性格(負けん気がつよかったり、勝気な性格なら投手向きといわれていますよ)を考慮して決めるといいと思います。

 

利き打ちは左のままでいいと思います。実際に左の方が(ちょっとだけですけど)有利でしょう。わざわざ左打ちを右に変えることはあまりありません。

 

私が一番注目したのが

 

> 本人は小学校新2年生ですが、平均よりも頭ひとつ背が高く

 

です。

気が早いかもしれませんが、将来的には上背があることは絶対的に有利です。特にプロのドラフトなどでは背が高いとスカウトの目に留まりやすいです。逆に技術的に相当高くても、背が低いがためにドラフトにかからない選手というのはたくさんいます。

 

ご両親の身長は高いでしょうか?血の繋がっている親戚に背の高い方はいらっしゃるでしょうか?

将来的にもし野球を離れることになっても、実生活で長身が邪魔になるのは家のドアを通る時ぐらい(笑)ですから、頭二つとは言わず、三つ四つ高いことが望ましいですね。

 

まぁ総合すると、「長身の左利きで球も速いピッチャー」になれれば、上記のドラフトはもちろん、その前の段階の高校進学(野球進学)でもかなりいい条件をもらえることは間違いないです。

 

あと、小学校の野球部に入られるということですが、お住まいの地域が分からないので何ともいえませんが、リトルリーグなどの地域のクラブチームという選択肢もあります。こっちはこっちでかなり発展しており、たくさんのプロ選手が出身です。

西口投手について

 

西口のファンですが、今回のWBCや、それ以外の国際大会でも彼は全然選ばれないし、名前が挙がったことすらないですよね? 

 

あんなスライダーを投げれる人はほかにないし、日本球界のでは相当な実力をもったピッチャーだと思いますし、上原、杉内、松坂などと比べて格が落ちる選手とは思えないんですが何故でしょうか? 

 

ひょっとして本人がほとんど欲のない性格のようなので、そういうところに出て目立つのを拒否して辞退してるんでしょうか?

 

 

 

 

 

 

回答

 

 

「ガンバレ日本プロ野球!?」というCSの番組で彼を見ましたが、目立ちたくないというか、そういったことに興味がないように見受けました。

60人枠に入っていたとは思いますが、辞退したかどうかは分かりません。

 

それは34歳という年齢がひっかかるのではないでしょうか。

国際舞台に出る選手は、勝ちに行くための脂の乗った世代と、経験をつませるための若い世代と、国際舞台の経験を買われたベテランとなります。

 

そのベテランの枠にタニシゲ・宮本らが入っており、もう十分だったのでしょう。

それに西口は国際大会の経験もないと思います。これからその経験をつませるのは遅いですしね。

 

また、今年は突出した成績ですが、それまでずっとそこそこの安定した力を発揮しており、長いシーズンに欠かせない存在です。

逆に言うとここ一発の勝負には弱いということです。ノーヒットノーランを3度も逃した人間です。最後の詰めが問題視されたかもしれません。

 

また、黒田・小林・清水・杉内・和田と先発できない先発投手がこれだけいます。

これ以上先発型の投手は必要ないでしょう(この5人の選考も問題ですが)。

 

また、西武側も松坂・和田と投打の主軸を出したために、もう一人の先発の柱まで出せなかったのかもしれません。

先発枠が松坂・西口・帆足の次を争っている状態ですから。

 

もろもろ考えると、出るメリットが少ないように思います。

星野ジャパンの敗因

 

星野ジャパンが敗退した原因は、どこにあると思いますか?

 

 

 

 

 

 

回答

 

 

野球に「たら」「れば」は厳禁ですが、こういう質問なので

 

・最終選考で今シーズン絶好調の楽天の岩隈を落選させた事。

・今シーズン調子の悪い中日の岩瀬を連投させる采配。阪神の下柳のような投手を選ぶべきではなかったのか?

・リードの悪い阿部のスタメン起用。

・GG佐藤をライトかDHで起用しなかった戦術ミス。

・リーグ優勝経験はあっても一度も日本一になった事の無い短期決戦に弱い星野を監督にした事。

・ペナントレースを中止にしてでも阪神の金本を主柱として連れて行くべきだったのでは?

 

準決勝にしても甲子園のように負けたら終わりなのにペナントレースのような継投策をするなど、一つの勝ちにこだわる気持ちはあっても努力が伴っていなかったと思います。

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